以前に竣工した現場の一部改修工事です。駐車場を作る為に邪魔になる
配管を移動させます。これか結構面倒で、いきなり重機でがつがつ掘って
しまうと配管を引っ掛けてしまいます。その引っかけられた配管に異常が
見られればまだ救いようがあります。と言うのも配管は一本で繋がってい
て、ある1点に引っ張るような力が加わった時、すぐに破損すればそれ以
外の箇所にはさほど大きな力が伝わる事はありません。しかし大きな力が
加わってなまじ持ちこたえてしまった場合は、その力が加わった状態が続
き、最初にどこかが破損するまではその力が解消される事はありません。
結果、最初にどこかが破損して修理しても、2~3ヶ月後に次の破損、また
その2~3ヵ月後には次の破損と何度も破損を繰り返す事は珍しい事では
ありません。過去にそのような現場は何度も経験しました。この業界に入
ってから、修理を専門として数年間の経験の中から得たものは今でも大き
な財産になっていて、その理屈を踏まえた上での工事が、住まわれる方
への誠意であると信じて止みません。私たちの仕事は決して表に出ること
の無い、素人の人が見ても何も違いが解らない業種です。
だからこそ作業者によって先々の結果に大きな違いが出る事は疑いようの
無い現実です。